【お金が貯まる習慣】貯金できない人がまずやるべきこと3つ

「余ったら貯めようと思っていたけど、毎月お金を使い切ってしまう。」
「貯金しようと決めたけど、つい何か買ってしまう。」
「自分の意志が弱いから貯金ができない。」
経験されたことのある方は多いと思いではないでしょうか。
この、貯金したいのにできない問題は、
意志の強さではなく、仕組みが大きく関わっています。
この記事では、
今日から実践できる3つのステップを紹介します。
仕組みを整えれば、節制しなくてもお金は自然と残ります。
なぜ、意志の強さではなく仕組みが大切なのかも合わせて解説していきます。
人間はお金を貯めるのが苦手
そもそもなぜ、意志の強さではなく仕組みが重要なのか。
その理由は、
人間はすぐ使える場所にお金があると使ってしまうし、
遠い未来のためにお金を貯めることが苦手な生き物だからです。
これは、
人類が誕生してから現代まで生き残るために必要だった本能が大きく関係しています。
私たち人類は進化の歴史の大半を、「明日生き残れるか分からない」過酷な環境で過ごしてきました。
そのため、
「将来手に入るか分からない大きな利益(遠い未来の貯金)」
よりも
「今すぐ確実に得られる小さな利益(目の前のお金を使うこと)」を圧倒的に優先する
ように脳がプログラムされていて、
さまざまな研究で明らかにされています。
ここで詳しく説明すると長くなってしまうので省きますが、
前提として、
1.人間は手の届く場所にお金があるとすぐに使ってしまう生き物
2.貯金に意志の強さはほとんど関係ない
3.貯金できない人の多くは意図せず本能に逆らおうとしている
この3つを頭の中に入れた状態で記事を読み進めてみてください。
先に結論をお伝えすると、
「勝手に貯金される仕組みを作って、残ったお金で生活する。」
これを実行するだけでお金が貯まるようになります。
「なぜ意志の力で貯金することは難しいのか。」
について深く知りたい方は生存リテラシー大学の公式noteで解説しています。
お金が貯まる仕組み3つのステップ
1.先取り貯金を自動化する
貯蓄を無理なく続けるためのポイントは、自分の「意志の強さ」に頼らないことです。
「今月余った分を貯金に回そう」と考えていても、
お金が手元にあると、つい使いたくなってしまうのが人間の本能です。
そのため、
毎月手動で口座にお金を移す方法はあまりおすすめできません。
最初は意識を高く持っていても、
忙しい時期や出費がかさむ月があると、
途中で途絶えてしまいがちだからです。
だからこそ、貯蓄は「意志の力」ではなく、あらかじめ「仕組み」を作って解決するのが確実な方法といえます。
具体的には、お給料が入った日に、自動で別の口座へお金が移動する設定をしておきます。一度設定を済ませてしまえば、その後は意識をしなくても毎月決まった額が積み立てられていきます。
自動で先取り貯金を行う方法としては、主に以下のような選択肢があります。
1.銀行の「自動積立定期預金」や「目的別口座」:
給料日にメイン口座から自動で積立口座へ移るように設定します。最も手軽で、生活費と貯蓄を確実に切り離せる方法です。
2.勤務先の「財形貯蓄制度」 :
給料が口座に振り込まれる前に、あらかじめ天引きして貯蓄に回してもらう制度です。手元に入る前に貯蓄ができるため、非常に確実性があります。
3.証券口座の「自動積立機能(新NISAなど)」:
将来に向けた長期的な資産形成を視野に入れる場合、証券口座と連携させて、毎月自動で投資信託などを買い付ける設定にするのも選択肢の一つです。
まずは、
自分のライフスタイルや目的に合わせて、
取り入れやすい方法を検討してみてください。
最初の手続きに少しの時間だけ使えば、
それ以降は「残ったお金の範囲でやりくりすればいい」という、
精神的にもシンプルな生活をつくることができます。
2.貯金の目的と金額を数字で決める
「なんとなく貯金しよう」と思っているだけでは、
なかなか長続きしません。
しかし、
「目的・期限・金額」の3つが決まった瞬間、
貯金はただの願望から、具体的な「計画」へと変わります。
考え方はとてもシンプルです。
1.何のために貯めるのか:老後資金、旅行、車、教育費、生活防衛資金など
2.いつまでに必要なのか:1年後、3年後、20年後など
3.いくら必要なのか:50万円、100万円、1,000万円など
この3つが決まれば、
「目標の金額 ÷ 期間(月数)= 毎月の積立額」
が自動的に計算できます。
たとえば「2年後に120万円貯める」と決めたなら、
毎月5万円ずつ積み立てればいいと分かります。
こうして逆算して具体的な数字を出しておくと、
毎月「どれくらい貯めればいいんだろう……」と迷うことがなくなります。
目的と達成するまでの道のりを細かく考えることをおすすめします。
アメリカの研究で、目標を具体的に分解すると、行動する確率と達成する確率が上がる。
という研究結果が出ています。
3.口座を3つに分ける
「今月はまだ余裕があるはずだったのに、気づいたら残りが数千円になっていた……」
そんな経験はありませんか?
1つの口座だけで収入も支出もすべて管理していると、
今月使ってもいい金額の上限が体感で分かりにくくなります。
その結果、残っている分を無意識に使い切ってしまう原因になります。
そこで、口座を以下の3つの役割に分けて管理することをおすすめします。
1.生活費口座:家賃、食費、日用品など、毎月の支払いや支出のためだけの口座
2.貯蓄口座:万が一の備えや、数年以内に使うお金を貯める口座(基本は触らない)
3.投資口座:新NISAやiDeCoなど、将来に向けた長期の資産形成のための口座
生活費口座には、その月に使っていい金額だけを入れておきます。
残りの貯金や投資に回す分は、
最初から別口座に移動させてしまうため、
物理的に「使えない状態」を作ることができます。
メガバンクとネット銀行(楽天銀行やSBI新生銀行など)を上手に組み合わせると、
口座同士でお金を移動させるときの振込手数料を無料にしたり、最小限に抑えたりできるので便利です。
この機会に投資について学んでみることもおすすめします。
まとめ
ここまで、
無理なくお金が貯まる仕組みについてお伝えしてきました。
まずは、
今日からできる以下の3つのステップから始めてみてはいかがでしょうか。
1.先取り貯金を自動化する:給料日と同じ日に、自動で積立が実行される設定にする
2.目標を数字で決める:金額・期限・目的の3点セットで、毎月の額を逆算する
3.口座を3つに分ける:生活費・貯蓄・投資の役割を物理的に分ける
はじめに少しだけ重い腰を上げて仕組みを作ってしまえば、
それ以降「意志の強さ」に頼る必要はなくなります。
お金を貯めることを「がんばる」のではなく、「仕組み」に任せてしまう。
これからの生活が少しでも良くなるヒントになれば幸いです。

